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October 31, 2004

Halloween

いきなり夏時間が終わってびっくり。1時間お得に。


知り合いの日本人の家でハロウィーンパーティー。
参加者みんなで仮装して鱈鍋&キムチ鍋をつつく。

昨日のゲームは歴史に残る名試合になるんじゃないか、
という話で盛り上がったり。

写真など詳しくは、今度小窓にでも載せます。

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October 30, 2004

Hail to the Victors

信じがたい試合を観てしまった。


Ann Arborで開かれたミシガン大vsミシガン州立大のフットボールゲーム。
因縁のライバルで毎年盛り上がるこの試合、Big Tenカンファレンス優勝を
狙うミシガン大としては「負けられないゲーム」だった。

第4クォーターの試合終了8分前、ミシガン大は10点差で引き離されていた。
そこに州立大が追加のタッチダウンを決め、10-27の大差を付けられる形に。
伝統あるライバル校との大事な勝負も、そしてBig Ten優勝も絶望的になり、
もはや11万人の誰もが声を出せなくなってスタンドは完全に静まり返っていた。
10分の試合時間を残して、スタジアムを後にする観客も続出していた。


残り時間6分頃になって、ミシガン大が3点の些細なフィールドゴールを決める。
得点13-27。そんな小さな点を取ったところで一体何なのだ、と誰もが呆れた瞬間、
ミシガン大のヘッドコーチ・Lloyd Carrは驚くべき奇策に出た。

フィールドゴールからのキックオフで、通常ボールを前方に大きく蹴り出すところ、
ミシガン大のキッカーは何とほぼ真横に向けて鋭いボールを蹴ったのだ。
意表を突かれた州立大の前衛は、ボールのキャッチを試みるが失敗してファンブル。
こぼれたボールをミシガン大がすかさずカバーして、一瞬にして攻撃権を奪った。
そこから速攻でロングパスを繰り返し一気にタッチダウン。得点20-27。

勢いに乗ったミシガン大は首尾よく次のディフェンスを決め、再び攻撃権を握る。
そして再び猛烈な攻撃に転じ、なんと再度タッチダウンを決めてしまった。
この間、最初のフィールドゴールからわずか5分44秒。10-27の絶望的な状況から
17点の大差を瞬時にして奪い返してしまったのだ。


スタンドは絶叫の嵐になっていた。試合はそのまま27-27の延長戦にもつれ込む。
Over TimeというサッカーのPK戦のような方式で勝負が行われ、得点差がつくまで
両チームがゴールの至近から交互に攻撃を繰り返す、という形式が使われた。
しかしミシガン大・州立大ともに2回攻守を繰り返しても決着がつかず、もしも
3回目で決まらなければ公式に引き分け、という状況に追い込まれる。

3回目の攻撃、先手のミシガンはタッチダウンを決めた後のボーナスプレイで
何と通常のキック(1点)ではなくリスクの高いタッチダウンプレイ(2点)を選択し、
これを見事に決めた。この成功が後手の州立大に対して猛烈なプレッシャーとなり、
試合開始から5時間後の夜8時半、ミシガン大が守備を決めてついに逆転勝利!!


試合終了後も、スタジアムの10万人が誰も帰らずに絶叫と拍手を続けていた。
今シーズンは手に汗握る大逆転劇が多いけれども、それにしても今日のような
壮烈な試合は観ようと思って巡り合えるものではないし、たとえ忘れたくても
絶対に忘れられないように思う。

10万人が踏み鳴らす足音と悲鳴のような咆哮とで、スタジアムに重低音が響いた瞬間に
偶然居合わせた幸せを噛み締めながら、ぼうっとした頭で帰路に就いた。
家へと戻る人々で一杯の街の道路は、スタジアムと同じように大歓声に包まれていた。
夢の中を歩いているような、そんな光景だった。

***

AP通信の新聞記事より。

NFLの誘いを断り、ミシガン大にもう1年だけ戻ったBraylon Edwards選手のコメント:
「僕はこのために残ったんだ。正直言って、試合後にこんな気分になるのは初めてだ。」

ミシガン大のヘッドコーチを10年努める、最高年俸の名将Lloyd Carrのコメント:
「今まで見たことのあるゲームの中で、最高の試合だった。今日の試合でどちらかの
チームが敗者にならなければならなかったのは、なんて不幸なことなんだろうと思う。」

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October 29, 2004

ノルウェー前首相

今日の昼はノルウェーの前首相(前WHO事務局長)が大学に講演にやって来て、
CIC Seminarの学生は全員それを聴きに行くことになった。「持続可能な開発」を
初めて国際的に掲げた人らしく、環境・保健・貧困・女性問題・経済開発をすべて
同時に改善していかない限り、それぞれ一つ一つの改善もあり得ない、という講演。
昨日のチョムスキーに引き続き、この人もすごい人だなぁ、と思った。

講演終了後はすぐにICOS Seminar(組織論ゼミ)。こちらはとんでもなく退屈だった。
University of California Davisの大学院生が講演したのだけれども、
「学部生の卒論?」と思ってしまうほどのつまらない講演。喋りは快活だし
調査の方法はしっかりしてるけど、結果は驚きが一切なく、分析も浅くて
応用の方法もなんだかよく分からない。なんでこれがICOSのトピックなの?
(道理でいつもの半分くらいしか出席者がいなかったわけだ…。)

夕方は帰宅後1時間ほどだらだらと過ごし、夜は12月の就職活動に
向けて準備作業をした後にCSCWの授業プロジェクトを少し進めた。
今学期は本当に人間的な生活で、こんなにのんびりしてていいんだろうか、
と少し不安になることも。…うむむ。

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October 28, 2004

Noam Chomsky

昼間はスーパーにお買い物へ。今日は良い肉が手に入った。


生成文法の祖・チョムスキーが講演をするというので、夕方に聴きに行く。
チョムスキーは言語学者というよりも思想化に近い活動をしているらしく、
今日の講演のテーマもアメリカの外交についての話だった。

開演15分前に会場のLaw Schoolに到着すると、なんと100mほどの列!
そんなに聴衆を集めるほどの人なのか、と圧倒されてしまった。
開始時間になっても人が会場に全然入りきらない。建物の窓の外から
無理やり覗き込んでいる人もわんさか。ものすごい光景だった。

かくいう僕も、会場の中にまったく入れずにいた。人があふれかえってて、
入り口付近も人だかりの山。しかもアメリカ人は体格が大きいので、
まったく部屋の中が見えない…。

せめて一目でもチョムスキーを見たい!と思って(ミーハー?)入り口で
粘っていたら、20分ほど経った頃に人の隙間からちらりと御本人が見えた。
話は半分以下しか聞こえなかったけれども、会場はものすごい熱気だった。

結局1時間半近く人だかりの中で立って頑張っていたら、最後の方は
会場の中にちょっとだけ入れた。話は半分以下しか聞こえなかったけれども、
アメリカが国際法上「違法だけれども適正である(illegal but legitimate)」という
外交主義を使ってどんなことをやってきたか、という批判がテーマだった。

質疑応答の時、優秀そうな黒人の学生がチョムスキーを「Dr. Chomsky」と
呼んでいたのが印象的だった。「Dr.」という称号が「Professor」よりも強い
敬称である、と、この時はじめて実感を伴って納得した。
大統領選に関する質問をした彼は、質問自体に聴衆から喝采を浴びていた。


チョムスキーは、明日はミシガン大の別の場所で言語と認知に関する
講演をするらしい。正直、半端じゃない、とてつもない人だな、と思った。
内容はあまり聞こえなくても、あの会場の雰囲気は一生忘れない気がした。

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October 27, 2004

オフ。

昨日まで数日連続でドタバタした日々だったので、
今日はのんびりオフの日に。

真夜中の日本とチャットをして、インドを懐かしんだり
締め切り間際のレポートを手伝ったり(?)していた。

プログラミングの宝箱』、4刷目の重版決定!

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October 26, 2004

Interview

午後2時半ごろ、ミシガン大学病院のウェブサイト担当に会うために
2キロほど離れたNorth Campusに向かって車を走らせていた。

Information Architectureの授業では、3~4人のチームを組んで
公共性の高い大きなウェブサイトを1つ選び、そのサイトの分析させられる。
自分のチームではミシガン大学病院のサイトを取り上げて良い点・悪い点を
洗い出し、改善案を提示することになった。今日はその一環で、実際に
サイトを管理している担当者に会ってインタビューをすることになったのだ。

3時からのアポイントメントなので、2時55分ごろに現場のオフィスビルに到着した。
待ち合わせ場所に行ってみると、まだ誰もいない。みんないつもギリギリに
来るからなぁ、と思いながら入り口のロビーでしばらく時間をつぶしていた。

しかし、10分経っても15分経っても誰も来ない。入り口を間違えたかと思って
あちこち回ってみたけれども、一人も見当たらない。ちょっと不安になって
来るはずのチームメイトに電話をかけてみたが、誰も出なかった。

そうこうしているうちに、時間は既に3時20分。さすがにいくらなんでも遅すぎる。
もしかして僕が来るよりも先に行ってしまって、もう始めちゃってるのか?
という気がしてきて、今度は一転大焦りで担当者の部屋に向かった。

大学病院の広報・マーケティング部門の部屋に着いて担当者の名前を告げると、
横から同僚らしき人が現れて話しかけてきた。「あれ、今日来るのは君1人なの?」

……え、、、ホントにまだ誰も来てないのー!?

結局、本当は3人来るはずだったインタビューなのに、40分ほどの間たった一人で
インタビューを乗り切る羽目になった。後から判明した話によると、1人は道に迷って
現場に到達できず、もう1人は寝坊して超遅れてしまったとのこと。
知らない人を相手に一人で英語でインタビューするのは初めてだったので、非常に
気の張る40分間だった。独占単独インタビューなんて、こんなときは嬉しくないよ…。

インタビュー終了間際に、Sarahが息を切らせて駆け込んできた(笑)。
ひたすらに謝っていたけど、ちゃんと来てくれただけでもありがたい話。
聞き漏らした話がないかどうかを確認して、実りあるインタビューを締めくくった。


インタビュー終了後はすぐに車でCentral Campusに戻り、Sarahと一緒に
20分ほどかけて今日のインタビューの内容をパソコンでメモにまとめた。
終わるとすぐにInformation Architectureの授業が始まる時間になったので、
急いで教室へ。5時から2時間ほど授業を受けたあと、チーム4人で1時間ほど
ミーティングをして今日のまとめと今後の予定を話し合った。

ミーティングでも中心的にあれこれ話す羽目になったので(そりゃそーだ)、
なんだか今日は喋りっぱなしの一日だった。9時ごろ帰宅するとなんだか
神経が高ぶってて、妙にハイテンションなまま一日を終えた。


インターネットで電話ができるパソコンソフト・Skypeがライブドアと提携決定
Skypeは家族その他とのコミュニケーションでものすごく重宝してるので
(国際電話代がかからないのが最高♪週に2~3時間ぐらいダラダラ話してる)、
日本でのビジネスが強化されるのは嬉しい話だ。

Skypeが日本での提携先を探している、という話は数ヶ月前から聞いていたけど、
船曳ゼミの先輩・堀江さんの会社なら文句なし(笑)。これからも愛用しまっせ。

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October 25, 2004

2人ミーティング

昼に保健センターへ。相変わらず順調で、瞬診(?)される。
(3分診療とよく言うけど、ホントに2分なかったような…。)
ただ、やっぱり土曜のCSCWミーティングで風邪をもらっていたようで、
朝から夕方まで気分が優れず横になっていた。

4時からCSCW授業プロジェクトのミーティング。チームメイト計3人中1人が
欠席してしまったので、もう1人のLanaと2人でミーティングをした。
Lana(♀)はやたらとハイテンションで早口。一人でどばーっと喋るので、
自分も頑張って口を挟まないと勝手にミーティングが進んでいく(笑)。

5時から2時間半ほど、CSCWの授業。今日のテーマは「オンライン会議」で、
MIT・石井裕先生のClearBoardなどが紹介された。コンピューターを使った
会議サポートは、これからのCSCW分野でもホットな領域になっていくらしい。

帰宅後に明日のInformation Architectureのリーディング課題を読む。
明日は、大学病院のWebサイトを実際に管理している担当者に会いに行くのだ。

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October 24, 2004

Blackout

午後5時半ごろ、CSCWの授業リーディング課題を読んでいる時に
突然部屋の電気が落ちた。1時間前から「うるさいなぁ…」と迷惑していた
隣の部屋の大音量・音楽生演奏も同時にストップ。ふむ、ブレーカー?

5分くらい待ってみると、2回ほど電気が一瞬ついて、そしてまた消えた。
部屋の外を見ると、夕暮れ時の街灯は普通に点いているようだった。
やっぱりブレーカーかなぁ、と思ってさらに10分ほど待ってみたものの、
まったく音沙汰なし。こりゃ1階の受付に言ってこなきゃ、と思って部屋を出た。

エレベーターの前に行くと、黒人の女の子が困ったような顔をして待っている。
「そっちも電気ないの?」と話しかけてみたところ、
「停電らしいわよ。一部の部屋だけ。5時間ぐらい復旧しないんですって。」
とのこと。おいおい、5時間ってなんだよ。

とりあえず情報を集めに1階ロビーまで降りてみる。
エレベーターが開いた瞬間、…ロビー真っ暗。ああ、ホントに停電なのね。
ビルの管理チームの人達が、しきりに「5時間」と繰り返し叫んでいた。
電力会社・DTEの側でトラブルがあったらしい。

時はもう薄暮。あと少しで真っ暗闇になってしまう。部屋の中に留まってると
身動きが取れなくなりそうだったので、とりあえず急いで外に出ることにした。
ロビーから一目散に18階の部屋に戻り、急いでパソコンとリーディングの
課題論文をカバンに詰めて、財布・携帯・自動車のカギをポケットに押し込む。
冷えるといけないのでジャケットを羽織り、部屋の電源をすべて落として
音もなく闇に包まれる部屋を後にした。


文学部の博士課程生・くみさんに電話で連絡をとってみると、彼女の家も
停電しているとのことだった。自分のアパートだけかと思っていたら、
案外大規模らしい。「復旧に5時間」と伝えると、いたく困惑していた。

もう夕食時でおなかが空いてきたので、食事を取りたくなってきた。
停電では自炊のしようも無いので、まずは自動車でくみさんを迎えに。
街中を走ってみると、キャンパスの北側はほとんど停電していた。
家々はすべて真っ暗、信号機も消えている。緊張して車を走らせながら、
ふと去年の大停電を思い出していた。

立ち上がることもままならないほど体調を崩していた中、留学初日に
遭遇した2003年の大停電。街中の店が全て閉まって食料が手に入らず、
信号が全て消えた街を何時間も走り回っていた。ただただ戸惑って、
生き延びることだけで精一杯だった。

あの頃から比べて、一年間で自分は成長できただろうか?
今のこの落ち着きは、何かを身に付けた証なんだろうか…?

最近スランプで情緒不安になっている自分が滑稽に思えて、思わず
声を立てて笑いそうになった。うむ、落ち込んでいる場合ではないのだ。


くみさんを拾って、今度は2人で愚痴を言い合いながら再び車を走らせる。
よく見ると停電しているのはどうやら個人の家が中心で、商店や公共施設は
軒並み通電しているようだった。さらにキャンパスの南側に行ってみると、
停電の痕跡すらない。キャンパスの北側だけが部分的に被災しているようだった。

空腹でふらふらしてきたので、キャンパスから2キロほど南に車を走らせ、
市の南端にあるイタリアン・レストランに行った。日曜日なので混雑していたが、
営業していて食事を出してくれるだけで十分だった。

街の南は停電の影も形も無い。いつも通りの日曜日が過ぎていた。
くみさんと2人で引き続き停電に愚痴をこぼしながら、美味しいパスタを食べる。
食事が終わって9時頃に中心街に戻るとまだ停電が続いていたので、
通電していた大学の図書館でしばらく時間を過ごすことにした。
僕はCSCWのリーディング課題を読み、くみさんはTA受け持ちクラスの
宿題の採点をやっていた。

10時を少し回った頃、くみさんが「自宅の留守番電話がオンになってる」
ということに気付いた。留守電が動いているということは、通電の証だ。
僕も自宅に電話をかけてみると、IP電話がきちんと鳴ったようだった。
(IP電話が鳴ったということは、ネットワークが動いている、ということだ。)
2人で図書館を後にし、無事だったらメールを送る、という約束を交わして
お互い帰路に就いた。10月の秋の夜は、厚着が必要なほど寒かった。

10時半、アパートに戻るとロビーはこうこうと明るかった。

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October 23, 2004

休日出勤(?)

昼ごろ、火曜の朝に予定されてたCSCWの授業プロジェクトミーティングが
突然今日(土曜)の4時に変更になった。Information Architectureの
授業プロジェクトの作業を少しやった後、North Campusに車を走らせる。
1時間ほどミーティングをして、また月曜までの追加作業が割り振られた。
(チームメイトの2人とも風邪を引いていて、なんだかうつされた気がするよ…。)

帰宅して、フットボールをTVで観ながらCSCWの授業リーディング課題を読む。
またしても手に汗握る展開で、試合終了2:45前にギリギリで逆転。
ミシガン大の応援で、論文を読むのも大変でございました。まったくもぅ(笑)。

夕食後にもリーディング課題の論文をもう1本読んで、夜遅くなったので
残りは明日に回すことにした。

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October 22, 2004

来学期に向けて

iTrackという、School of Informationの学生専用のキャリアサイト
(小さなリクナビみたいなもの?)がバージョンアップされた。今日は
その説明会が昼に開かれたので、無料のピザを食べるために(?)出席。
終了後にCIC Seminarに少し参加し、その後ICOS Seminarに向かうも
満員で部屋に入れず。無理やり入り口付近の床に座ってみたものの、
プレゼンが何も見えないので諦めて帰ってきた。

今日、来学期の授業スケジュール(開講される授業の題目と時間)が
発表になってることを有以子さんに教わった。さっそく見てみたら、
なんと取りたかった選択授業が必修と思いっきり重なってること判明!
がーん。Internet Public Libraryの授業取りたかったのにぃ…。
(しかたないから、代わりに知的所有権の授業でも取るかなぁ。。)


最近プチ不調気味&プチ情緒不安定につき、夕方にお昼寝。

夜に、組織論の大御所・Michael Cohen教授に面会希望のメールを書いた。
自分の研究のアドバイザーになってもらえれば嬉しいのだけれども。。


午前2時にこの日記を書いてる最中、隣の部屋が突然大音量で音楽を流し始める。
さすがに周りの部屋から文句を言われたようで、10分ほどで収まった。
が、今度は小さな重低音でゲームを始めたみたいだ。聞こえてるって、お兄さん…。

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October 21, 2004

Personas & Scenarios

1日中、だらだらとCSCWの授業プロジェクトの作業をしていた。

CSCW(Computer Supported Collaborative Work)の授業では3人ずつの
チームを組まされて、協同作業のためのソフトウェアを1つ選んで良さ・悪さを
評価し、15ページほどのレポートを書いて授業で発表させられる。
(そのプロジェクトに加えて、論文批評2本と期末テストが単位取得の条件。)
僕のチームはMeeting Makerというスケジュール管理ソフトを選んで、
それについて評価することになった。

…で、昨日~今日は自分の担当する作業として、Meeting Makerの一般的な
使用シナリオ(どういう状況でどんな風に使われると想定されるか)をひたすら
書いていた。Personas & Scenariosと呼ばれる手法で、自分でフィクションの
状況を仮定して登場人物やストーリーを勝手に考え、それぞれのシチュエーションで
2ページほどの「お話」を書く、というもの。半分おバカな小説を書いているような気分。
でも、これが製品評価の第一歩として、とても大事な手順なのです。

ちゃんと「お話」っぽくしなきゃいけないので、慣れない文体に戸惑いながら
設定とかストーリーとかを考えていて、だいぶ難産。なんとか昨日と今日の
2日間で仕上げることができて、さっそくチームのHPにアップロードした。


夜の11時に終わった時点で、明日のCIC Seminarのために論文のコメントを
12時までに授業ホームページに書き込まなきゃいけないことを思い出す。
まだ課題論文を読んでもいなかったので、10ページに20分ほどでさっと目を通し、
読みながら15分ほどでコメントを急造してホームページに書き込んだ。
(留学してから、速読とコメント急造だけは上達した……。いいのか悪いのか。)

さらにICOS Seminarのリーディングにもまったく目を通してないことに
気付いたので(何やってんだろう…)、概要と図表にさっと目を通して諦めた。
もう寝ます。

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October 20, 2004

Elephant Vanishes

昼にSI@Work、というイベントがあった。School of Informationの学生60人ほどが
一堂に会して、夏のインターンの成果を披露する、というポスターセッション。
来年の夏には僕もインターンシップで働くつもりなので(というかむしろ、
そうしないとたぶん卒業できない…)、参考までに30分ほど顔を出してみた。

MicrosoftやXeroxのような有名大企業で高度な実務を担当した人から、
大学の中でこじんまりとプロジェクトをこなした人まで、本当にさまざま。
僕は今のところあまり気張ったインターンをやる気もないので、ふぅん、
という感じで色々と眺めていた。

とりあえず、その場に出展していたInformation Architectureのチームメイトの
韓国人・Il-hwanと少し話し込んで、友人のよしみで優秀賞を迷わず彼に投票し
会場を後に。帰宅してから6時ごろまで3時間ほど、CSCW(Computer Supported
Collaborative Work)の授業プロジェクトにとりかかった。3時間ほど全力で
下手な小説(?)のような英文を書いたので、頭がくらくらしてしまった。


6時45分にキャンパスで日本人の知り合いのお姉さま方2人と待ち合わせて、
キャンパスのはずれにあるピザ屋さんへ。そこで日本人男性陣3人と合流し、
総勢6名でピザを食べた後に劇場へと向かった。そう、今日は観劇の日!

しかも、今日の演目はミシガンだというのに日本語のElephant Vanishes。
(「エレファント・バニッシュ」って、今夏に世田谷パブリックシアターで
演ってたあれです。日本人の役者が日本語で喋って、英語の字幕付き。)
Ann Arborで日本語劇が観られるなんて千載一遇のチャンス!
ということで、喜んで$25の学生用半額チケットを買ったのでした。

100分ほどの、久しぶりに観た大劇場系の演劇。
感想としては、まぁ$50ぶんの価値はあるかな?という感じだったけど、
数ヶ月ぶりの劇観賞だったので、思いっきりリフレッシュした感じ。
劇を観たあとの背筋がぴんと伸びる感覚は、いつも大好きです。


11時に帰宅後1時間ほどCSCWの授業プロジェクト課題の続きを書いて、
ちょうど半分終わらせた時点で今日は〆。残りはまた明日にやらなきゃな…。

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October 19, 2004

Fall break(2日目)

1日中、種々の雑事をのんびりとこなす。
(入出国の書類再手続きと、商品の交換も無事成功。
最近、英語での哀願が上手になったかもしれない…。)

ここ数週間、微妙にホームシック気味になってる。
会話力の伸び悩みを自覚しはじめたから、だと思うのだけれども。

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October 18, 2004

ちゅうか

今日は秋休み。ミシガン大は10月中旬の月・火が2連休になる。
なんでも去年から始まった制度らしく、その主旨はなんと「自殺者の防止」!
授業のペースがあまりに過激なので学生に自殺者が続出してしまい、
慌てた大学がリフレッシュのために2日間の休みを設けた、というもの。

まぁ、自殺者が出るのも分かるよなぁ……。
去年の今頃は僕も死にそうに目まぐるしかったし。(ていうか死んでた?)


そんな秋休みの恩恵を受けて、今日は髪を切りに行った。
普段はなかなか散髪の暇も無いので、久しぶりにキレイさっぱり。

途中でInternational Center(留学生センター?)寄って入出国関連の
書類手続きをやろうとしたら、カウンターで15分以上待たされた挙句に
パスポートを持参し忘れていたため瞬時にして追い返された。
(うぅ、一年前に同じ手続きでまったく同じ失敗をしたような気が…。)

その後CSCWの論文を1本読みながら、Wendy'sのチキンバーガーで昼食。
直後に大学のコンピューター屋さんに行き、以前注文したソフトウェアを
受け取った。…ら、実は商品が間違っていたことに帰宅後気付いた。
(なんか今日はドジってばかりだ、、、。明日返品に行かなきゃ。)


夕方から日本人の知り合い5人と一緒に、車で40分ほどの街・Noviにある
とても評判の良い中華料理屋さんへ。僕は美味しいと大満足だったけど、
お気に召さなかった方もいる模様。好みが別れるのかも?

でも、ミシガンで美味しい海産物が食べられるのは超幸せです。
エビマヨに幸あれ。

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October 17, 2004

CSC・初自主ゼミ

今日はCSC(Computer Supported Creativity)の初・自主ゼミ(?)を開いた。
「情報と創造性」に関心のあるメンバー4人が集まって、去年の末頃から細々と
続けてきた情報交換会。今まで全員忙しすぎてまともに活動できなかったので、
今回がいよいよ本格的なスタートになる。

School of Informationでは、95%の人は修士論文を書かずに卒業する。
MBAと同じ実務系大学院なので、現場でのトレーニングが修論の代わりなのだ。
ただ、中にはCSCの4人のように「勝手に」自分達で研究をしている学生もいて、
各自で学会発表などを目指していたりする。

そういう学生にとっては議論をしたりアドバイスをもらったりする場が無いので、
とても困ることになるのだ。(個人的に教授に相談をしている学生も多い。)
CSCは、そんな4人が去年の冬に集まってできたグループだ。


今日の発表者は、ミュージシャンでCSC発起人のEricと僕の計2人。
発表の1週間前に発表者が自分の研究で抱えている問題・課題をメールで流し、
当日は参加者がアドバイスを議論する。話し合った「問題と解決策」をまとめて
終わった後にグループのホームページに掲載し、後から他の人(今のメンバーや
今後新しく参加して来る人、メンバー以外の人、etc)が利用できるようにする、
というスタイルだ。

発表が他の人にとっても有意義になるよう、1週間前に問題を提起するときには
(1)問題の背景
(2)問題・課題そのもの
(3)問題がなぜ問題なのか、あるいは問題の具体例
の3つに分ける、というフレームワークを決めた。当日に議論するときも、
このフレームにきちんと沿って話を進めていく。そうすれば、結果を整理して
Web上のデーターベースに収めて、後から別の人が参照できるからだ。


発表&議論のトップバッターは僕に決定。「発表」といっても事前にPDF資料を
配っていたので、自分の課題の意味を明確にして説明する程度だった。
1時間半ほどの間に、先行文献調査の候補からデータの集め方まで、
皆からいろいろなアドバイスをもらった。期待した以上の成果でほくほく♪

後半の発表はEric。自分の発表でしっかりアドバイスをもらったのだから、
こういう時こそお返ししなきゃ…!と、ちょっぴり意気込む。
丹羽先生の著書で使われている調査法を紹介したらとても評判が良く、
後からみんなで何故か丹羽先生のホームページを見ていた(笑)。
役に立てたみたいで、ちょっと嬉しかった。

3時間ほどの初・自主ゼミは大成功。このスタイルで続行することも決まり、
次回・2週間後は残りの2人が発表することになった。


帰宅後、夕食に冷凍ししゃもをフライパンで焼いて、納豆とほうれん草と
一緒に食べた。(すこぶる健康食♪ここはどこの国??)
「冷凍ししゃもをフライパンで焼くときはかなりの弱火にして焼くのがコツ」
と経験的に学習していたので、今回は初めてうまく焼けた。
部屋に換気扇がないので、においが充満するのが難点なのだけど…。

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October 16, 2004

秋休み入り

秋休み週間に入ったので、何となくうだうだ過ごす。TVでフットボールを観たり
(ちゃんとミシガン勝ちました!)、大量に溜まっていた日経新聞を読んだり。

夕方からはCSCWの授業の論文を1本読んで、明日の勉強会のための準備をする。
自分の発表だけじゃなく、友達の発表にコメントする材料も準備しなきゃいけない。
パソコンの調子が悪くて印刷ができなかったので、修理に半分以上の時間を
費やしてしまった。(ハードディスクのプログラムファイルが壊れていたみたい…。)

なんとなく中途半端に非生産的な一日だった。

夜にヤキソバを作っていて、袋詰めで売ってる千切り人参の便利さに改めて感服。
今までは皮むきベビー人参を使ってたけど、今度からこっちを買おう。
(ものぐさですみませんね、ええ…。)

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October 15, 2004

アメリカの嘘。

朝、起きたら雨だった。Ann Arborで1日中雨の日は珍しい。

12時~1時半までCIC Seminar。今日は学生の活動発表の日だったらしく、
去年のCIC履修生がこの1年に取り組んだプロジェクトを発表していた。
夏にケニアに行ってIT環境の改善に努めたチーム、地域図書館を1人で
コンサルティングした人、マケドニアのアメリカ大使館のサポートをした学生…。

1時半からはICOS Seminar(組織論ゼミ)。組織における無意識の
「差別」を統計調査から浮かび上がらせていく、というテーマだった。

今学期のICOSは、なぜか差別是正に関する話が多い。日本で人種問題に
直面するのは稀だけど、組織の中の「女性」という問題はそれに近い気がする。
昔、学園祭の委員長をやっていた頃の思い出が火傷の跡のように痛む。
いつか自分が管理職に立った時、今学期のICOSが活きたらいいな。。


Ann Arborに来た時、最初に心に浮かんだ一発目の感想は、
「なんて楽園のような場所なんだろう」というものだった。

東京よりも良い治安、知性あふれる上品な街と店。美味しい料理。
多様性を真っ向から標榜し、全米で最もラジカルにAffirmative Action
(積極的差別是正措置)を推進するリベラルなミシガン大学の存在。
マイノリティが安心して生きるには、これ以上の場所はないと思った。

けれども、もちろん楽園に嘘はつきもの。1年もこの街で生活すれば、
きっと「Ann Arborの嘘」も見えてくるに違いない、と醒めた部分もあった。


…はたして、1年間の生活の末に実際に自分の眼に映り始めたもの。
それは、「Ann Arborの嘘」というよりは「アメリカの嘘」に近かった。

個人主義と実力主義。
アメリカが「夢を追い求める地」と呼ばれるための、「アメリカン・ドリーム」の
根源を支えていた文化と思想が、いま、静かに揺れ始めているのだ。

今日のICOS Seminarの終了間際、セミナーの主宰者で組織論の大御所である
Michael Cohen教授が、いつもの仙人のような口調で、優しく柔らかくゆっくりと、
こうコメントした。

「つまり、アメリカの最も伝統的で保守的な価値観である個人主義と自由競争は、
それが差別と抑圧を生み出す原因になるということですよね…?」

それは、僕自身が外国人としてプロフェッショナル・スクールに学ぶ1年間で、
最も痛烈に感じていたことでもあった。研究志向の学術系大学院ではなく、
MBAと同様の実務系大学院で学んでいると、外国人がどれだけアメリカ社会に
入り込めないかが良く分かる。それは、「外国人だから入れない」のではなく、
「外国人がアメリカ人と同じ土俵で競争をさせられる」から、入り込めないのだ。

スタートラインの違う外国人とアメリカ人をアメリカで競争させれば、
結果は火を見るよりも明らかだ。けれども、個人主義と自由競争の思想は、
言語・文化・情報環境といったハンディをすべて「無かったこと」にしてしまう。
「誰もが平等に競争するから、出た結果は実力次第」というタテマエなのだ。

一方で、アメリカ人の多くがこの「アメリカン・ドリーム」を信じざるを得ない状況に
置かれているのも確かなのだ。時給5ドル50セントの法定最低賃金で朝から晩まで
働かされ、大学に行けずに日々を過ごす数多くの肉体労働者やその子供達が
心のよりどころにするのは何だろうか。

「いま頑張れば、実力次第で報われる。アメリカはそういう国なのだから。」

何千万人ものマイノリティ、女性、そして外国人が、自分にそう言い聞かせ、
今日もアメリカで個人主義と自由競争を夢見ている。そして同じ日に彼ら・
彼女らは上司から勤務成績を低く査定され、同僚から厄介者扱いされるのだ。

投稿者 kasuga : 09:20 PM | コメント (0) | トラックバック

October 14, 2004

Google Desktop Search発表

昨日さんざん落ち込んだ(?)影響で、今日もなんとなく気分が悪い。
なーんて、単にまだ予防接種のせいなのかもしれないけど。

昼前に起きて、朝食後すぐにスーパーへ買い物に。
近所といっても車で15分くらいかかるので、ちょっと面倒だ。
(その代わり日本並みの鮮度の食材が手に入るので嬉しい。)

帰宅してからもなんとなく気分がすっきりしなくて、ついつい
自分のホームページをいじくったりして遊んでしまった。
(そのうちデザインを整理して新装します、ええ。紺屋の白袴ですもの。)

1ヶ月に1回くらい、こういう無意味な遊び衝動がついつい出てしまう。
来週月・火が秋休みだから、ちょこっと余裕が出たのかも。
ホントはこういう時こそ自分の研究を進めるのがいいんだけど…。
(あと、部屋の片付けも!)


一昨日のGoogleセミナーで、聴衆の学生の一人が
「御社の検索技術を、個人パソコンの情報検索に活用しないんですか?」
と質問していたのに対して、Googleの人は
「今のところ、そういった計画については分かりません。他社との
兼ね合いもありますし、もしかしたら検討していくかもしれません。」
と答えていたのだけれども、本日なんとGoogle Desktop Search発表。
まったく意地悪なんだから(笑)。

投稿者 kasuga : 11:59 PM | コメント (0) | トラックバック

October 13, 2004

Flu shot

昼過ぎに予定されていたCSCWの授業プロジェクトミーティングは、メンバー3人中の
1人が風邪でダウンしたので、急遽チャットで済ますことに。英語でチャット、初体験。

夕方に保健センターへインフルエンザの予防接種に行く。

今年はワクチンの大手製造メーカーがイギリス・リバプールで工場の稼動許可を
停止されたため、全世界で予定数の半分以上のワクチンが出荷できないらしい。
現時点では高齢者や慢性病の患者、および医療・介護関係者に限定して
接種を行っているらしく、現場で追い返されている人も多かった。

…が、僕も自分のおかれている状況をきちんと説明できずに、追い返されそうになって
15分以上押し問答をする羽目に。(いくら気が動転していたとはいえ、自分が今年から
介護関係者にしっかり含まれることを説明しそこなったのは、物凄く悔しかった。
ちゃんと聞かれたのに、わざわざ自分で「いいえ」と答えるなんて……。)

結局全然違う理由で無理やり納得してもらって(哀願とも言う)、黒人の女医さんは
しぶしぶ注射してくれた。アメリカは強引に押していれば何とかなる国なのだ。。


きちんとコミュニケーションできなかった自己嫌悪に苛まされつつ、
家に帰り着く頃にはワクチンの効果でふらふらに。
一日の残りは、ベッドに倒れたまま朦朧と過ごしていた。

投稿者 kasuga : 11:50 PM | コメント (0) | トラックバック

October 12, 2004

Google talk

ここ数日、Googleの研究部門がミシガン大のキャンパスを巡ってる。
アメリカの大学、特に有名大ではon-campus recruitngというのが盛んで、
企業が大学のキャンパスを訪れて説明会や面接をしてくれるのだ。
アメリカの企業に就職したい学生は、こういうチャンスをゲットすると良いらしい。

今日はGoogleが自社技術についての説明会を開くと聞いたので、4時からの
Information Architectureの授業プロジェクトミーティングをちょびっとだけ
延期してもらった。(チームメイトの皆様、先週に引き続きごめんなさい…。)
大学の無料バスに15分ほど揺られて、1キロほど離れたNorth Campusの会場へ。

CIMG0658.JPG

主に工学部・技術系学生向けの説明会で、ひさびさに技術バリバリの話を聞く。
先端テクノロジーの話だったので、School of Informationのクラスメートはみんな
チンプンカンプンで困惑してたみたいだけれども、個人的にはとっても楽しかった。

Googleは本当に技術力勝負の会社なんだなぁ、と改めて実感。
個人投資家の皆様、Google株はオススメですよ(笑)。

説明会終了後、GoogleのTシャツをもらって帰る。何人かのクラスメートは
面接を予定しているみたいで、これから採用担当者と食事すると言っていた。
(僕は卒業がまだ先なので、今回はいずれにせよパスなのだけれども。。)


再び大学のバスに揺られること15分、6時頃にいつものCentral Campusに戻る。
Information Architectureの授業が5時から始まっているので、教室にこっそり潜入。
「ウェブサイトを読み手に分かりやすく構成するための、情報構造入門」という感じだ。
今日は色々なサイトのケーススタディで、授業は7時頃に終わった。

授業が終わった後は、先ほど延期してしまった授業プロジェクトのミーティング。
ミシガン大学病院のホームページを4人チームで分析して、改善案を出す、というもの。
今日は2時間半ほど病院ホームページの悪い点を議論して、9時半に帰宅する。


夕食にパスタを茹でて食べてたら、10時頃に日本の家族から電話がかかってきた。
祖母の密葬の準備やら何やらで大忙しの様子。これからお通夜らしい。
祖父と少し話をして、ミシガンからお祈りするよ、と伝えておいた。

投稿者 kasuga : 11:17 PM | コメント (0) | トラックバック

October 11, 2004

Pass away

朝食を食べてからCSCW(Computer Supported Collaborative Work)の
リーディングに取り掛かるも、論文を5本中の1本ちょっと読んだところで
あえなくタイムアップ。後日読んで追いつけばいいや、と諦めて家を出る。
(来週の月・火は秋のstudy breakで授業がないし…。)

3時からCSCWの授業プロジェクト(3人チーム)で、教授とミーティング。
プロジェクトの進め方について30分ほどアドバイスを受けた。

3:30から5時までは図書館で有以子さんの統計の課題を再びhelp。
その間にCSC(コンピューターと創造性に関する自主勉強会)の
来週末の発表予告を書いてメーリングリストに流す。

返す踵で5時から7:30までCSCWの授業。コンピューターを使った
チームワークについての授業で、今日のトピックは「電子メールとチャット」だった。
電子メールはどうして成功したのか、何が問題点か、などを議論した。

授業が終わった後、再び苦戦中の有以子さんの応援に。
(付き添ってた彼氏さんも苦笑い…(笑)。)
1時間半ほど統計を教えて、9時に帰宅して夕食。
冷凍のO-Bento(すき焼き風)に初挑戦してみたら、案外美味しかった。


--
昨日、日本で父方の祖母が亡くなりました。
お葬式には出られないので、世界の果てから静かに祈ることしかできなさそうです。

投稿者 kasuga : 08:50 PM | コメント (0) | トラックバック

October 10, 2004

Article critique #1

一日中ひたすらCSCW(Computer Supported Collaborative Work)の宿題。
自分で選んだ論文を読んで、それについての批評を書く。
12pt single spaceでたったの3~5ページほど書けば良いのだけれども、
英語なのでなかなか思うように進まない。(きちんと論評しなきゃいけないし。)

途中で間違って昼寝しつつも(またしても!)、夜の1時に完成♪
さっと1回見直した後に、授業のホームページにアップロードして提出した。
これで今日は枕を高くして寝られます。うふふ。

…って、そういえば明日5時からのCSCW授業の予習リーディング、
まだ1個も読んでないんだよなぁ。。明日の昼間に読まなきゃ。
(3時から教授とミーティングだし、論文5本、読みきれるのか!?)

投稿者 kasuga : 11:59 PM | コメント (0) | トラックバック

October 09, 2004

劇的勝利

今日はフットボールのホームゲームを応援に。

試合終了3分前まで負けていたのが、試合終了間際にまさかの逆転タッチダウン!
スタジアムの11万5千人全員が絶叫したのをはじめて見ました。
本当に、大爆発のような咆哮。

帰り道、いつもならみんな歓喜に大騒ぎして帰るのに、今日は誰もがぼーっとしちゃって
静かに歩いてたのが可笑しかったです。たしかに、頭がくらくらしたほどの勝利だもの。


4時に家に帰り着いた後、5時半からSIで唯一の日本人の友達・有以子さん
(修士1年目)に統計の基礎を教えた。夜に有以子さんの彼氏と一緒に夕食を
日本料理屋で食べて、真夜中1時まで図書館で統計の課題と格闘。
(ってことは、合計で7時間くらい統計教えてたのね…。)

有以子さんに説明をしながら、Information Architectureの授業プロジェクト課題
(火曜まで)を1つ終えて、ついでにCSCWの授業課題(論文批評)の下書きを少し。

明日こそは、CSCWの課題を完成させなくちゃ…。寝る時間は減るかもなぁ。。

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October 08, 2004

Mission impossible

金曜日はゼミの日。

一発目は12:00~13:30にCIC Seminar。「Community Information Corps」
の略称らしく、コミュニティレベルの公共活動と情報について議論したり
ゲストスピーカーを招いて話を聞いたりする、のんびりゼミ。
今日のテーマは「公共財について」の論文を読んでのディスカッションだった。

好物Jimmy John'sのサンドイッチを頬張りながらぼんやり傍観していたら、
ふと議論が途切れた瞬間、司会者の学生が僕を横目でちらりと一瞥した。
瞬時に嫌な予感が背筋を走り抜けたのも束の間、彼女が一言。

「そういえば昨日、授業ホームページにlong-term benefitについての
コメントを書き込んでくれた人がいたけど、それについて話しませんか?」

……はい、書き込んだのは僕です。ええ。
サンドイッチ食べてる場合じゃないのね。。


二発目は13:30~15:00にICOS Seminar(組織論ゼミ)。
毎週ゲストの人がやって来て、組織論に関する話を聞かせてくれるゼミだ。
今週のお題は「企業の人事ポリシーと差別是正の効果について」。
Affirmative action(積極的差別是正措置)に関する話題が出たりして、
とっても面白かった。
ビジネススクールとの共催ゼミなので、MBAの人達のコメントも聞けて楽しい。


…夕方になって日本人の友達・くみさんと買い物に出かけた時に、
なんともやりきれない報告があった。

くみさんの所属する英米文学の博士課程では、「3rd term review」という
試験のような面談がある。2年目の始まりに教授達と会って一時間ほど話し、
「あなたはこのまま博士課程に残っていいですよ」
「あなたは次の学期で大学から出て行ってください」
と、今後の未来を振り分けられるのだ。

もちろん頭の良いくみさんのこと、本人は楽々パスしたようなのだが、
彼女と一番親しい韓国人の友達が落とされてしまった。
一学年にたった11人しかいない英米文学専攻で、偶然居合わせた留学生2人。
落とされたのは、韓国人の友人1人だった。

過去1年の成績評価、将来の研究計画など、判断の基準と言われている項目は
もちろんいくつもある。けれども、同級生と比較しても決して見劣りのする
学生ではなかったらしい。わずか1年を終えた時点で退学を宣告されるのは、
はたしてどういう思いだろうか。

「あなたには、Ph.Dを取得するのに必要な知的能力が無いと判断されました」
というメールの一文がいったい何を意味しているのか、僕には分からなかった。


夜にはCSCWの授業課題(論文の批評)を書き始める。
明日はフットボール観戦だし、週末で終わると良いのだけれども。

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October 07, 2004

のんびり木曜日

朝は月に一度のお医者さんの日。待合室に座っている僕を一目見て、
「あなた最近体の調子いいでしょう?」
と一瞬で見抜いてしまう医者はすごい、と思った。

保健センターは手早く終わらせて、午前中は図書館で論文集め。
来週月曜の授業までに読む論文7つを手に入れる。
(論文集めといっても、パソコンで打ち出すだけなのだけれども…。)
明日のICOS Seminar(組織論ゼミ)の予稿もオンラインで配られていたので、
印刷せずに5分で概要だけさっと目を通した。


図書館の帰りに、近くの韓国料理屋でビビン・グクスという料理を食べる。
そうめんの上にビビンバの具が載ってる感じで、ごま油とコチュジャンを
かけながらキムチと一緒に食べる。なんだかよく分からない代物だけれども、
好物なので時々食べているのだ。

午後は、明日のCIC Seminar(コミュニティと情報ゼミ)の予習で
40ページほどの論文を読む。読んでる最中に撃沈して、不覚にも4時間(!)昼寝。

起きたところで夕食を作って食べて、食後に論文へのコメント&質問を
授業のホームページに書き込む。(これをやらないと単位が来ない…!)
毎週コメントを書き込むのは良いのだけれども、学期中に全員1回ずつ
授業の司会をやりなさい、という指示も。本気ですか、先生……?


夜は日本の家族と電話しながら、父の写真展のパネル原稿を校正したり、
日本に送る小包(カメラの部品)をパッキングしたり。

CSC(コンピューターと創造性に関する自主勉強会)の初発表が再来週にあって、
そのための資料と予告を今度の日曜までにメーリングリストに出すので、
電話の後は自分の研究の展望&課題をPowerPointにまとめていた。

本当は昨日読んだCSCWの論文の批評課題を書き始めたかったのだけれども、
昼寝してしまったために無理でした。(明日きちんと取り掛からないとヤバイかも…。)


そんなこんなで、ちょっと気の抜けたのんびり木曜日でした。

投稿者 kasuga : 11:28 PM | コメント (0) | トラックバック

October 06, 2004

つぶれ日。

何もしない1日を、1~2週間に一度はつくることに決めている。

こういう日は、本当に何もしない。午前中はぼーっと無為に過ごして、
昼ごはんを作って食べたら午後は昼寝をする。部屋からは一歩も出ない。
丸一日つぶれてばかりいるので、自分では「つぶれ日」と呼んでいる。

なんだか不健康の塊のような一日に思えるけれども、どうやらこれ
(「つぶれ日」)を1~2週間に1度作ると、精神体力ともに随分充実するらしい、
ということが分かってきた。翌日からは、ぽんぽん課題がはかどる。
時々意識的につぶれておかないと、目に見えて追い込まれちゃうのだ。

今学期は水曜と木曜に授業がない。「つぶれ日」を作るには楽なスケジュールだ。
昼食にラーメンを作ろうと思って肉と野菜を炒めていたら、あまりに美味しそうな
野菜炒めが出来上がってしまったので、急遽、ヤキソバに方針変更してみた。

夜にはCSCW(Computer Supported Collaborative Work)の授業課題のために、
10ページの論文1本を精読する。来秋火曜までに、この論文の批評を3~5ページ。
思ってたよりも良い論文だったので、批評を書くのも案外なんとかなりそうかも(?)。

投稿者 kasuga : 11:38 PM | コメント (0) | トラックバック

October 05, 2004

IA project meeting

火曜は5時からInformation Architecture(IA)の授業。
クラスに行く前に今日のぶんのテキストに目を通す。
やさしい教科書をたったの35ページ+αなので、火曜日はラクチンだ♪

30分ほどで読み終わり、授業開始の5時まで時間があるなぁ、
ってインターネットで遊んでいたら、4:20頃に重大なことに気づく。

…IAの授業プロジェクトのチームミーティング、4時からじゃないの!!

なんで5時からだと思ってたんだろう???
急いで“ごめんなさいメール”をチームのMLに送って、大急ぎで学部生図書館へ。
DIAD(SIのコンピューター室)に着くと、チームメイトのSarahがなぜか1人で座ってる。

「メール見たわよー。あのね、もうミーティング終わっちゃったのー。」

……嗚呼。ごめんなさい。ほんっとごめんなさい。


トボトボと教室に向かい、部屋の前に座ってたチームメイトIl-hwanに平謝り。
退屈な授業(with ゲストスピーカー)を2時間受けた後、
7時から再度チーム4人全員でミーティングしました。

投稿者 kasuga : 08:05 PM | コメント (0) | トラックバック