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October 27, 2005

CIAの職員募集

学科のメーリングリストには1日1通くらいのペースで求人の募集が送られてくる。
地元の中小企業からGE、XEROXのような大手企業まで顔ぶれはさまざまで、
専攻内容にピンポイントで募集が来るので成功率も相対的に高くなっている。

School of Informationには全米トップ級の図書館司書養成コースもあるので、
募集の中でも図書館司書の募集は数多い。(次に多いのはインターフェースの
デザイナー。僕の専攻 Human-Computer Interaction を狙ってくるみたいだ。)
有名総合大学から企業図書館まで、いろいろな司書の募集がやってきて楽しい。

それでもって先週流れてきた案内は、なんとCIAの図書館の職員募集!
おいおいCIAに図書館なんてあったのかよ、と驚いていたら、募集の条件が
「アラビア語を読める人を特に歓迎。外国出張あり。」

あー、そういう任務ですか…。

まぁ言われてみれば、資料整理はCIAの大事な仕事ですよね。世界中の工作員が
星の数ほどの資料をこっそり収集してくるんだろうし。でもそう考えると、職員が
毎日扱う資料はメチャクチャに国家機密なものがいーっぱい。さぞかし退屈とは
無縁なスリリングな図書館ライフが送れるに違いない。ひぃいー。


日本のスパイ任務といえばやっぱり公安調査庁でしょう、ということで職員募集
http://www.moj.go.jp/KOUAN/SAIYO/
を見てみたら、なんだか楽しかった。
あちこちに突っ込みどころ満載。たとえばQ&Aの「調査業務」の説明、
「たとえて言えば,マスコミ記者のように役所の外へ出て,情報をとってくる仕事です。」
おいおい、それはたとえすぎ(笑)。

投稿者 kasuga : 08:57 AM | コメント (0) | トラックバック

October 19, 2005

おバカ2連発

9月下旬~10月上旬に内定式のために帰省した帰り(日本⇒ミシガン)のこと。

日本での時間を有効に使うために、フライトの前夜は成田の宿に泊まることにした。
朝はのんびりできて昼食のビュッフェも美味しく、気分が良くて最高!
と思いながら宿のシャトルバスで空港の検問へ。係員にパスポートを見せる。

…あれ、パスポート…は?

空港に着いて荷物をひっくり返しても見当たらない。(※検問は免許証でOKだった)
ホテルに電話しても見つからない。おいおい、ビザの再発行には数週間要るんだぞ!?

おそるおそる自宅に電話してみると……ありましたよ、ええ。ベッドの上に。


いくら搭乗の4時間前に着いたとはいえ、パスポートを忘れちゃあ無理も無理。
ノースウエストの人に相談したところ、$150で翌日の便に振り替えてくれた。
痛い出費だけど、乗れないよりましだよね……そう自分に言い聞かせつつ、
すごすごと成田から撤退。(せっかくなので、空港の展望台で自分の乗るはずの
飛行機を「いってらっしゃ~い」と見送ってしまった。その侘しさたるや、もう…。)

結局、成田で一泊して空港観光ののち帰宅、という「成田旅行」になりにけり。


そんでもって翌日、今度はようやく飛行機に搭乗!機中は赤ワインで酔っ払いつつ、
隣に座ったパックツアーのご夫妻(カナダ観光)と話し込みミシガンまで着いたのだった。
空港からタクシーで家まで戻り(バスや鉄道が無いのだ)、再びいつもの生活へ。

そんな生活が始まって3日ほど経ったころ、ふと携帯電話が見当たらないことに
気付いた。家の電話からかけてみても、部屋の中では鳴らない。あれぇ…?

困惑しつつも鳴らし続けていると、突然「ムハンマド」と名乗るコテコテのアラブ人が
僕の携帯電話に出てきた。アクセントが思いっきりアラブ訛りで聞き取りづらい。
何とか聞き取った内容は、「僕のこと覚えてるかい?タクシーの運転手だよ!」

あぁ………またやっちまったよ…。


(※後日談:ムハンマドはその日のうちに携帯を家まで届けてくれて、
空港から家までのタクシー代$50をバッチリせしめていきました。うぅぅ。)

投稿者 kasuga : 02:53 PM | コメント (0) | トラックバック

October 14, 2005

なんと卒業式にて

12月はいよいよ卒業式!ミシガン生活もいよいよ最後が近づいてきた。

学部の事務室に卒業申請書を出したり部屋の整理を始めたりと、だんだん毎日も
あわただしくなってくる。両親も渡米の日程を決めて、なんだか少しずつ身が
引き締まってくる思いだ。(アメリカの卒業式には両親も出席するのが習慣なのだ。)

そんな中、つい勢い余ってやってしまったことが一つ。

なんと、卒業式で学部の旗手を務めることになってしまいました。


旗手というのは、卒業生の入退場行進の時に先頭で旗を持って、他学部の
旗手と共に壇上に座る人のこと。目立ちます。やたらめったら目立ちます。
栄誉と恥ずかしさが見事に混在しているポジション。

といっても僕が学部の中で主席であるはずもなく、実は立候補の先着順(笑)。
立候補を募るメールが昨日届いて、「ふぅん」と受け流していたら、今日になって
「まだ立候補者がいません。誰かお願いします。」というメールが再び来ていた。

「まっ、他にいなければ……」と軽い気持ちで先ほど応募したら、本当に
あっさり決まってしまったのだった。そんなに簡単でいいのかよ…!

今になってだんだんドキドキしてきた。。うぅー。

投稿者 kasuga : 12:51 PM | コメント (0) | トラックバック